文化の日に文化のみちを歩いたら・・・ 3

2018/11/11
名古屋ライフ 5
秋晴れの朝、真っ青な空に絵画のような飛行機雲が・・・いいお天気(*´▽`*)
20181106朝の飛行機雲


文化の日に参加した「輸出陶器産業の面影を訪ねて」ツアーのおかげで、



お散歩の度に気になっていた、あれやこれや不思議な場所の謎が解けました。


あれやこれや
20181105主税町長屋門 20181105屋根神祭神
20181105絵付け長屋 20181105r付け長屋 (2) 


名古屋の東区は、陶磁器で栄えた町で、

陶磁器で財を成した方たちの邸宅が残されています。

ツアーは、これらの邸宅から始まりました。

輸出陶磁器商の井元為三郎が、大正末期に建てた邸宅
20181105撞木館 ステンドグラスが素敵な撞木館


明治29年、森村組(今のノリタケ)が全国から絵師を集めて、


この地区に陶器の上絵付工場を建設しました。(敷地面積3,600坪、工員1,000人)。


昭和9年当時には、上絵付け工場の数は600以上になり、従事していた人は約14,000人。


何ヵ所か残っている古い長屋風の建物は、絵付け職人の集合住宅でした。  
20181105r付け長屋 (2)20181105絵付け長屋今も人が暮らしています。


お散歩の時に通りかかる大きな公園は、絵付け工場の跡地。
20181105絵付け工場跡の公園2 20181105絵付け工場跡の公園 ここに大きな工場が数棟建っていたそう


戦前は、日本の輸出の陶磁器約8割が、この地区で絵付けされていたというから驚きです。


散歩のたびに 何かしら と思っていたこれも↓わかりました。
20181105屋根神祭神 中に神社の提灯が

家が火事にならないよう、屋根の上に祀られていた屋根神祭神。


今は下ろされ各家の前に祀られているのだそう。他県にはあまり例がないのだとか




マンションの前や、道端に残っている木造の門や、古い塀は・・・


江戸時代は3百石ぐらいの武家屋敷が多くあった地区なので


その武家屋敷跡の門や塀だそうです。  
20181105長屋門2 


コースの最後、陶磁器会館では明治時代からの海外輸出用の陶磁器がコレクションされ、


GHQ占領下に作られた(occupied Japan)の印がある陶器の人形や、


光にかざすと、芸者さんの顔写真が浮かび上がるカップなどが販売されています。



陶磁器で繁栄した街を堪能したツアーでした。 

この日は野菜を買うのにお財布を開けただけ・・ (〃▽〃) 節約ミッション成功!

m(_ _)m  よろしかったらポチっと 
にほんブログ村 その他日記ブログ つれづれへ
にほんブログ村   



ツアー参加のAさんは、30年ぶりに東京から名古屋に戻られたばかり、私と同年代。

高校時代の同級生で、この地区のボランティアガイドのBさんに誘われたそうです。

そのAさんと一緒に参加されてた、他の地域でボランティアガイドをしているCさんが、

30年ぶりに戻られたAさんと 6月にお引越したばかりの私のために、

12月初旬、Cさんの地区でのガイドツアーの予定を組んで下さいました。

名古屋をもっと知るチャンス p(*^-^*)q  楽しみだ!









gin
Author: gin
旅と音楽と読書、主に海外ミステリーが好きな、オーバー60。横浜、札幌、秋田に暮らし、昨年、孫のお世話をしに名古屋にお引越し・・・・職場復帰も果たし、気が付けば、しっかり名古屋ライフを楽しむ日々。

コメント(5)

There are no comments yet.

Spark

灯台もと暗し、すぐ近くに住んでいるのに知らないことばかり。もう少し名古屋の街の由来を調べた方が散策も楽しめそうです。勉強になります。

2018/11/12 (Mon) 22:36

Shinohara

雨がポツポツ、ううぅ寒い…。
冬がやってきますね。
昔は大好きだった冬が年々苦手になってきました。
夏に台風で延期された花火大会だ来月に開催予定なのです。
ひぃ~~、震えながら見なくちゃいけないわ。
ずっと住み続けているこんな田舎町でも、知らないことがたくさんあります。
言葉(昔の方言)にしても「そんなの聞いたことない」というのもあります。
いったいわたしはどんな育ち方をしたのでしょう、ねぇ?
ginさんは、わずか数か月ですっかり名古屋にとけこめて素晴らしいですね。

2018/11/13 (Tue) 15:21

gin

Sparkさん ♪

全てボランティアガイドさんの受け売りですが、面白かったです。(#^^#)
名古屋に暮らすのがはじめてだからこそ、興味があるのかもしれませんね。
ボランティアガイドさんたちが、非常によく勉強されていて驚きでした。
いろいろな地区で、もっと気軽にガイドを頼んでみようかなと思いました。

2018/11/13 (Tue) 17:30

gin

Shinoharaさん ♪

冬の花火ですか、聞こえは何やらロマンチックですが、寒そうですね。実際寒いでしょうね。お風邪などひきませんようにね。

私、北国生活が長かったので、冬の寒さは少しは強いです‥多分(笑) 
去年までは、毎年11月に入るといつ雪が降るのかを 少し憂鬱な気分で待っていました。
でも、今年は、雪に降り込められることも、吹雪の中をお勤め仕事に行くこともないので、ちょっと楽しみです。
でもね、雪のない冬は、〇〇ープを入れないコーヒー見たい・・ちょっと物足りないかもです。(コーヒーはブラック派ですが‥)

2018/11/13 (Tue) 17:53

-

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/11/14 (Wed) 13:13