15周年・・・二葉館 

2020/02/19
マダム貞奴と福澤桃介 0


名古屋市「文化のみち二葉館」は、2005年2月8日に開館し、今年15周年を迎えました。


先週15周年を記念して、この館の女主であった貞奴さんゆかりの品々が、展示されていました。

普段は非公開だったり、各務原市の貞照寺でしか見られないものばかり・・・




貞奴うつつ彩展 
20200214貞奴展


二葉館は、木曾川に7つの発電所を建設した福澤桃介氏と
 
そのビジネスパートナーの川上貞奴さんが、大正9年から15年まで暮らした家です。


電気を作り売り出すため、経済人や海外からの技術者を接待した名古屋の拠点でした。



大広間にあるステンドグラス 「 初夏 」 当時のオリジナル
20200214初夏


館内には4枚のステンドグラスがあり、一番大きい「初夏」は

某新聞社のステンドグラスランキングで、全国第6位に選ばれました。




「踊り子」 こちらは、本物は行方不明…レプリカです。
20200214二葉館踊り子



人目につかぬ場所に飾られていた、「龍田川」 オリジナルです

福沢家の家紋紅葉と、川上の川のデザイン
20200214龍田川


日本橋一の芸者と言われた貞奴さんは、貢献が伊藤博文、時の総理大臣です。

最初の夫川上音二郎氏は、「オッペケペー節」で一世を風靡した興行師・新派劇の創始者。


貞奴さんは、アメリカ興行、パリ万博で女優として舞台に立ち、人気を博し

ピカソ、ロダン、ドビュッシー、アンドレジイド など芸術家に絶賛されます。

フランスでは、オフィシェ・ダ・アカデミー勲章を受章しました。


その時代の脚本写真もあります。
20200214川K美座脚本 20200214貞奴舞台写真
20200214貞奴琴 20200214琴の詰め


音二郎氏が無くなって7年後、女優を引退、桃介氏の電気事業をささえます。





自らも川上絹布を経営、女工員たちに制服を作り、勤務体制を整え、

就業時間の合間にテニス、お花、和裁などの習い事をさせるなど、

女工哀史とは正反対の待遇で、女工員を雇い入れました。



川上絹布の青い掻い巻き、桃介氏のために編んだ靴下など・・・
20200214川上絹布 20200214靴下
20200214貞奴愛用品 20200214貞さんのお駄賃 

貞奴さんと桃介氏については、様々なエピソードがあるのですが・・・・

後はどうぞ、二葉館を訪れてお尋ねくださいね。 (*´▽`*)  私もいるかも・・・


最近は、知ったかぶりのガイドの話題ばかりですが・・・
よろしかったらポチっとm(_ _)m  
にほんブログ村 その他日記ブログ つれづれへ
にほんブログ村 


来週、お嫁さんと孫の〇っくんが、鹿児島へお引越しします。

最近は、膝にちょこんと座って、絵本を読んだり、「グランマ大好き!」 と抱きついてきたり・・・

 寂しくなるな~   (´-`*)
gin
Author: gin
旅と音楽と読書、主に海外ミステリーが好きな、オーバー60。横浜、札幌、秋田に暮らし、昨年、孫のお世話をしに名古屋にお引越し・・・・職場復帰も果たし、気が付けば、しっかり名古屋ライフを楽しむ日々。

コメント(0)

There are no comments yet.