旅は道連れ
2016/02/14
一昨年、プリンスエドワード島(PEI)へ旅したときのこと。
帰路トロントまでの飛行機で、若い日本女性と隣り合わせました。
彼女は一心にノートに何か書いていましたが、ドリンクサービスを機に、話をするようになりました。
PEIで半年、ホームステイをしながら語学学校へ通っていて、その帰りだそうです。

PEIは、小学校の頃、「赤毛のアンシーズ」(村岡花子訳/鈴木義治挿絵)を手にして以来、私の憧れの地です。
その地に半年! うらやましい限りです。
そう打ち明けると、彼女も「アン」の作者ルーシー・モード・モンゴメリのファンだとわかりました。
(PEIを訪れる旅行者は、たいていそうですが…)
プリンスエドワード島フレンチリバー

トロントで4時間以上のトランジットの間、彼女と、やはり旅行中知り合った、モンゴメリファンのKさん母娘と、私の4人でアン、モンゴメリや旅の話で盛り上がり、トランジットの時間があっという間でした。
その彼女ですが、モンゴメリのファンというだけでなく、モンゴメリのように「書かずにはいられない人」だったのです。
ある出版社のライトノベルの賞を受賞していて、そのときまでに3冊、昨年1冊、本を出版しています。
ライトノベルはなんとなく敬遠していたのですが、彼女の作品を読んでみて、すっかり気に入ってしまいました。
今回の里帰りのお供に、昨年出版された彼女の新刊を携えて行きました。読むのは2度目ですが、大人が読んでも面白い!
それで、彼女を紹介するために、これを書き始めたのですが、
旅への思い入れが強くて、思いのほか前置きが長くなってしまいました。 (T_T)
作者と作品紹介は、また次回に・・・
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